◆前回のあらすじ◆

久堂家に嫁いできた美世。久堂家は莫大な財産が有るはずなのですが、なぜか質素な家に住んでいました。

使用人として生きてきた美世は朝早く目が覚めます。台所に向かった美世は使用人のゆり江とともに朝食の用意をします。そして旦那の清霞にだしたのですが・・・・・清霞は『毒を盛られた』と勘違いして食べてくれませんでした。

◆わたしの幸せな結婚◆

1巻1話2話3話4話5話6話・7話)

オンライン最新話『わたしの幸せな結婚』

・清霞はゆり江が心底美世を信頼していることを知る
・清霞は美世の服装が質素で、体も痩せ細っていることに気が付く
・美世は何故か夕食を食べなかった
・美世は異能を持たない自分は見捨てられると思っている

清霞が美世を疑う理由

斎森家は信用できない

清霞が美世に冷たい対応をとっているのは『斎森家』を信用していないからです。どうやら清霞からみても斎森家の当主も妻もまったく信用に値しない人物みたいです。

美世はその『娘』であるため何か仕掛けてくると考えているようですね。

今までの婚約者たち

【今までの婚約者たちの反応】

・名家の久堂家なのに住んでいる家がボロイと嫌悪
・食事が質素すぎると我がままを言う
・清霞には媚を売り、使用人のゆり江には冷たい
・気位が高すぎるため、清霞自身が追い出していた

清霞が冷酷無慈悲と言われてしまっているのは、やはり名家の娘さんたちの気位が高すぎるってのが原因だったようです。

『名家の超金持ちに嫁げたわwww』

名家の娘さんたちはこのように思って嫁いできたのでしょう。しかし、あまりにも質素な生活で我慢ならなかったようです。

現代的にイメージするなら『強制的に寺の修行僧にされた』くらいの感覚なのかもしれません。贅沢な暮らしをしてきた名家の娘さんたちなだけに、それは耐えられないことだったのかもしれませんね。

ゆり江さんは美世の味方

ゆり江
『美世さまは今までいらした方々とは』
『どこか違います』

使用人のゆり江さんは『朝食の準備の手伝い』をしてくれた美世を高く評価してくれています。『美世さんは使用人にも優しい』と判断していますね。

『灯台下暗し』と言います。人というものは上の人間には媚を売り、下の人間には本性を出すものです。そのため、清霞は

『使用人のゆり江を無下に扱うものは信用できない』

と判断していました。こういった判断ができるということは、清霞はよくできた人格者だと思います。

ゆり江さんは美世をとても良い娘さんだと評価しています。そうなりますと、清霞的にはポイント高いと言えますねぇ。

悩む清霞

清霞は『今までやってきた結婚相手』の中では良い部類だと判断しているようです。それでもまだまだよくわからないことだらけで迷っています。

清霞
(斎森の娘は結婚相手としてかなり良い条件がそろっている)

これはどういう意味なんでしょうかねぇ? 考えられるとしたら『異能の良い血統である』ということでしょうか。清霞も『久堂家』の将来のことを考えれば優秀な異能の血筋の娘を望んでいるでしょうからね。

それとも、他に別のメリットがあるのかな?

美世は不可思議なことが多い

美世の外見

・着ている服が粗末
・髪が痛んで艶が無い
・首元や手足が酷く痩せ細っている
・指があかぎれだらけ

幼いころから『使用人以下』の扱いを受けてきたわけですから、かなりヒドイ状況みたいです。

酷く痩せ細っているわけですから、もしかしたら清霞は『重い病気を持っているのでは』くらいに考えているかもしれません。

まさか『使用人以下』の扱いを受けてきたとは夢にも思わないでしょうから。

夕食を一緒に食べない

関係としては『旦那と妻』になるわけですから食事は一緒に食べるものです。しかし、美世は自分の食事を用意していませんでした。夕食を食べないようです。

美世
(食欲がではなく)
(食事を抜かざるをえなかったことが・・・)

もしかしたら『継母たちによって食事抜きにされたことが何度もある』ということなのかもしれません。そんなことが何度も何度も行われてきた為『1日1食が普通』になっているのかも。

『ほとんど食事をしてこなかったから痩せ細ってしまった』
『ほとんど食事をしてこなかったから1日3食も食べることができない』

そういうことかな? だとしたらホントに酷い話ですよ。

美世には『異能』が無い

美世
(わたしは久堂家の当主の妻にふさわしくない)

美世は自分に『異能』がないため、久堂家の当主の妻としてふさわしくないと考えています。

異能を持たないことを清霞は知らないのだろうと美世は考えていますが・・・・・そういった重要なことはさすがに斎森家も伝えていると思いますけどね。

それでいて清霞は

清霞
(斎森の娘は結婚相手として)
(かなり良い条件がそろっている)

と判断しています。

もしかしたら『異能を持つ家系の子供で「異能を持っていない」場合、生まれてくる子供は強力な異能を持つことができる』ということなのかもしれません。

ほとんどの人はそのことを知らず、清霞は知っていたのかも。だから『条件が良い』と判断したのかもしれません。